看護学生が一人暮らしをする際に、生活費を節約するコツなどがあれば知りたい!
今回はこのような疑問に答えていきます。
この記事を書いている私は現役4年目看護師で、看護学生時代の3年間、ずっと一人暮らしをしていました。
学生が一人暮らしをする場合、私もそうだったのですが、学生はお金を持っていない人が多いと思うので、できるだけ生活費を節約したいですよね。
今回の記事では、看護学生が一人暮らしに必要な生活費と、できるだけ生活費を節約するコツをご紹介していこうと思います。
看護学生が一人暮らしに必要な生活費
学生の一人暮らしにかかる生活費の平均
学生の一人暮らしにかかる生活費の平均は以下のとおりです。
- 家賃:約5~6万円
- 家賃以外の生活費:約6~8万円
つまり、学生が一人暮らしをするためには、毎月約11~14万円ほどのお金が必要になります。
どうですか??結構高くないですか??高いですよね。
生活するのに毎月約11~14万円ほどのお金がかかるって、お金のない学生にとっては結構しんどいように思います。
▼一人暮らしに必要な生活費を簡単に計算できる便利なツールを見つけたので、ぜひ一度自分はどれくらいの生活費が必要になるのかシミュレーションしてみてください!
私の看護学生時代の生活費
実際に私が看護学生の時に、一人暮らしに毎月どれくらいの金額がかかっていたのかをざっくり参考程度にご紹介します。
支出 | |
---|---|
家賃 | 45,000円 |
食費 | 30,000円 |
電気代 | 3,000円 |
ガス代 | 5,000円 |
水道代 | 2,000円 |
生活必需品 | 3,500円 |
通信費 | 15,000円 |
交際・娯楽費 | 30,000円 |
合計 133,500円 |
その月々で生活費に変動はありましたが、平均的に見て毎月だいたい133,500円ほどの出費がありました。
毎月133,500円の生活費を、毎日多忙な看護学生が自分ひとりで払い続けることは正直かなり厳しいと思います。
実際私は、生活費のほとんどは親からの仕送りを頼って、洋服など自分が欲しい物や娯楽費は、バイト代で賄っていました。
私の収入の内訳はこんな感じでした。
収入 | |
---|---|
親の仕送り | 125,000円 |
バイト代 | 15,000~30,000円 |
合計 140,000~155,000円 |
毎月の支出に対していっけん多めに生活費を貰っているようにも見えますが、実際には参考書の購入や実習先までの交通費などもすべてこの中から払っていたため、やはり贅沢はできない生活でした。
看護学生だった頃の私は、節約のコツなど何も知らず、ただただ食費や娯楽費を削ることしか考えていませんでした。
しかし、実際にはもっと他の部分で簡単に節約することも可能なので、以下で「生活費を節約するコツ」についてご紹介していきます。
生活費を節約するコツ
生活費を節約するコツは以下の3つのとおり!
- 支出を把握する
- 固定費を減らす
- 変動費にも気をつける
それでは1つずつ説明していきます。
支出を把握する
まず、生活費を節約するためには、自分がどれくらい支出しているのかということを把握することが大切です。
自分が何にいくら使っているのかを把握しないと、どの部分を節約することができるのかが分からないため、まずは支出を把握することから始めましょう。
支出を把握することで、「スマホ料金がめっちゃ高い」「友達よりも光熱費がめっちゃ高い」「食費にお金を使いすぎている」というふうに、自分のお金の使い方が見えてくるかと思います。
支出を把握するために、まずは家計簿をつけてみましょう!
家計簿をつけることで、自分が何にいくら使っているのかを把握することができ、節約すべき項目が見えてくると思います。
家計簿をずっとつけ続けることは忙しい看護学生にとって負担になりかねないので、とりあえず1ヶ月だけで良いです◎1ヶ月だけで良いのので、とりあえず家計簿をつけてみてください。
固定費を減らす
生活費を節約する一番のコツは、固定費を減らすことです。
固定費とは、毎月(もしくは毎年)必ず支払わなくてはならない費用のことで、例えば家賃や通信費、光熱費や税金などが挙げられます。
「節約」というと、お風呂でシャワーをこまめに止めたり、使っていない家電のコンセントを抜いたりする人をよく見かけます。
確かにそれも大事ですが、正直そのあたりを頑張ったとしても効果はわずかなもので、たいした節約にはなりません。
まずは以下にあげる固定費から見直していきましょう。
家賃
まず、生活費の大部分を占める家賃!
家賃は住んでいる地域によって相場が違うのでなんとも言えませんが、おそらく生活の中で一番お金を使っているのが「家賃」だと思います。
そのため、当たり前ですが、家賃をいかに安く済ませられるかによって支出が大きく変わってきます。
例えば、私が家探しをした時は、「風呂とトイレが一緒は嫌だから、ユニットバスではなくセパレートで探す」となると、セパレートのほうが1万円ほど家賃が高くなっていました。
年間で考えると、
10,000円 × 12ヶ月 = 120,000円
風呂・トイレ一緒を我慢するだけで、年間12万円も節約になるのです。
年間12万円はやっぱり大きいですよね。
住み心地はやっぱり変わってくると思いますが、学生で生活費を気にしているのであれば、まずは住む家の贅沢を少し我慢してみるのもいいかと思います。
ただし、あまり安さにこだわりすぎると、セキュリティ面が怖かったりもするので、そのあたりは色々物件を比較して、慎重に選びましょう。
- SUUMO
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スマホ代
続いて、皆さんが当たり前のように支払っているスマホ代!
結論を先に言うと、スマホは格安スマホに変更しないと損です。
- 楽天モバイル
- BIGLOBEモバイル
- Y!モバイル
※楽天会員はかなりお得
※今なら初期費用無料
※3ヶ月間月額料金が半額
※安定の通信速度
私は楽天モバイルを契約しています。
楽天でよく買い物をする人にとっては、楽天モバイルの契約でポイント倍率が2倍になるのでかなりお得です。
実際、私はもともと毎月1万円前後のスマホ代を支払っていましたが、楽天モバイルに変えてからは、毎月2,000円程度にまでスマホ代を抑えることが出来ています!
▼これは私が実際に使っているスマホの利用明細です。
スマホ代、めっちゃ安くないですか??(笑)
今思うと毎月1万円も払っていたのが本当バカらしく思います。
格安スマホに変えるだけで大幅にスマホ料金を安くすることができるので、まだ格安スマホに変えていない人は毎月損をしているので早めに変えちゃいましょう!
ガス代・電気代
2017年以降、「ガスの自由化」によって「よりサービスの良い会社とより安く」ガス代の契約を結べるようになっています。
「ガスの自由化」とは。
⇒今までは住んでいる地域によって契約するガス会社が決まっていましたが、それが「自由化」されたことによって、私たち消費者が自由にガス会社を選べるようになり、このことを「ガスの自由化」と言います。
※ガスには都市ガス・プロパンガスの2種類があり、どちらのガスも自由化されています。
ガスの自由化と同様、2016年から電力も自由化されています。
「電力の自由化」によって、ガスと同様「よりサービスの良い会社とより安く」電気代の契約を結べるようになりました。
エネチェンジで自分の使用状況に合わせたお得な電力・ガス会社を比較することができます。
比較は無料なので、一度どれくらいお得になるのか比較してみるといいかと思います。
電気やガスの変更は、新しい契約会社に契約の申込みをすれば、現在使っている会社に解約等の連絡は必要なく、全て新しい契約会社が勝手にやってくれます。
手間もかからないので、早めに切り替えてしまいましょう!
ちなみに私はここでも楽天信者なので、電力会社は「楽天でんき」を使用しています。楽天をよく利用する方にはオススメです。
変動費にも気をつける
続いて、固定費を減らすだけでなく、変動費にも気をつけましょう。
変動費とは、支払う金額がその月々で大きく変動する費用のことで、例えば食費や交通費、交際費や娯楽費などが挙げられます。
生活費を節約するための一番のコツは「固定費をできるだけ安くに抑えること」ですが、それに加えて、変動費も見直すことが大切です。
固定費と変動費を見直すことで、かなり節約できるかと思います。
食費
まず、生きていく上で絶対に欠かせない食費!
食費は毎月ある程度かかると思いますが、できるだけ食費を安くするために、コンビニの利用は控えましょう。
コンビニは全体的に料金が高く、健康面を考えてもあまりおすすめはできません。
便利なのでたまに利用するのは良いとは思いますが、食費を安くするためには、できるだけコンビニの利用を控えて、スーパーを利用するようにしましょう!
少し節約から脱線してしまいますが、自炊する時間のない看護学生に自信を持っておすすめできる「糖質制限食を冷凍した状態で家に宅配してくれる宅配食サービス」があります。
最近私も絶賛利用中なのですが、コンビニ弁当に比べて糖質が90%もオフされているので、健康にもとても良く時間のない看護学生さんに超おすすめです♡
詳細は別の記事にまとめているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
宅配食サービスを利用することで、食費の管理もとても楽ちんになると思うので、そういった意味でもおすすめできます◎
交通費
今はICOCAなどの便利なICカードが普及しており、あまり何も考えずにピッと容易に電車やバスを利用してしまっていませんか??
交通費も生活費を大きく左右させる変動費の1つなので、注意が必要です。
看護師として就職してからだと交通費の支給制度もありますが、看護学生は交通費を全額自己負担になるため、なかなか無駄な支出になると思います。
看護学生で一人暮らしをする場合、できるだけ公共機関を利用せずに学校に登校できるよう、できるだけ徒歩圏内に住むことをおすすめします。
ちなみに私も、学校まで徒歩10分ほどの場所に住んでいました。
ATMの手数料
ATMの手数料って、1回あたり100円~200円ほど取られたりして、地味に結構無駄な出費だと思いませんか??
手数料が1回あたり100円だとして、お金を10回下ろしたら1,000円、20回下ろしたら2,000円・・・そう考えると手数料ってめっちゃ無駄な出費ですよね。
ATMの手数料だけで欲しい物の1つや2つ買えちゃいます。
そこで、ATMの手数料という無駄な出費を無くすためにおすすめしたいのが、私も利用している「ネット銀行」です!
ネット銀行には「イオン銀行」や「楽天銀行」などいろんな銀行があるのですが、中でも一番おすすめなのは、私も絶賛利用中の楽天銀行です。
「楽天銀行」を利用することのメリットは以下のとおりです。
- ATMの手数料が最大月7回無料
- 楽天銀行同士の振り込みは何回でも無料
- 他銀行への振り込みが3回無料(使わなかった回数分は繰り越しOKなので最大5回まで無料)
- 楽天スーパーポイントが貯まる
「楽天銀行」を利用すれば、手数料がかからない&楽天スーパーポイントまで貰えるので、とってもお得に節約することが可能になります。
楽天銀行は、口座開設を3分ほどでスマホで簡単にできるので、まだ開設していない人は、ぜひこの機会に開設しちゃいましょう!
タバコはできればやめる
最後に、タバコを吸っている人は、頑張ってタバコをやめましょう。
厳しい言い方をしますが、タバコほど無駄なものはないです。
タバコの値段はどんどん上昇しており、タバコ代だけで毎月数千円~数万円ほどの支出になるかと思います。
タバコはお金がかかるだけでなく、健康面にも大きな悪影響を与えます。
タバコほど無駄な出費はないと私は思いますし、節約したいと思っている人がタバコを吸っているのは、言っていることと行動とが伴っていないと思います。
厳しい言い方をしてしまいましたが、タバコほど無駄なものはないので、できれば頑張ってやめちゃいましょう。
親を頼れるなら遠慮せず甘えよう
「できれば親に頼らず一人暮らししたい。」と考えている人も多いんではないでしょうか??
中には、「家庭の事情で親を頼ることができない。」という人も居るかと思います。
家庭によって事情は様々なので何とも言えませんが、もしも親を頼れる状況であるなら、遠慮せずに甘えてOKだと私は思います!
実際に私も一人暮らしをしていたので分かりますが、一人暮らしの生活費を看護学生が自分ひとりで稼ぐことは、ほぼ100%不可能に近いと思います。
看護学生はとても忙しく課題も多いため、バイトをするのにも限度があります。
私は居酒屋で働いていましたが、毎月多くても3万円、少なければ1万円あるかないかくらいしかバイトでは稼げませんでした。
実際、一人暮らしをしていた同じクラスの子で、お金に困って夜のお仕事をしている子もいましたが、精神的にとても病んでつらい思いをしている様子でした。
家庭によって事情は様々だとは思いますが、もしも親を頼れる状況なら、遠慮せず甘えてOKだと思います。
学生のうちは親に甘えて、看護師になってからお金を返すなり旅行をプレゼントするなり、たくさん親孝行しましょう◎
まとめ
今回の記事では、看護学生が一人暮らしに必要な生活費と節約のコツについてお話ししました。
一人暮らしをするには結構なお金が必要になりますが、ちょっとしたコツでだいぶと生活費を節約することができます。
少しでもお得に節約しながら一人暮らしができるよう、この記事でご紹介したことを参考にしていただけたら幸いです!
一人暮らしと看護学生生活の両立は大変だとは思いますが、頑張ってください!
https://torolog-nurse.com/nurse/job/hitorigurashi-madori/