看護師

訪問看護できついと感じたコトをまとめてみた【経験談】

訪問看護できついと感じたコトをまとめてみた【経験談】
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とろろ
とろろ

こんにちは!現役看護師をしながらブログを書いている「とろろ@toronurse」です♪

わたしは約1年4ヶ月働いていた訪問看護ステーションを退職し、いまはクリニック看護師として働いています。

そんな訪問看護経験者のわたしが、以下のような疑問に答えていきます。

疑問な看護師
疑問な看護師

訪問看護はきついって聞くけど、具体的にどういうところがきついの?リアルな話を聞いてみたい!

この記事では訪問看護がきついと言われるワケを赤裸々に語りつつ、できるだけラクに楽しく訪問看護師として働くコツをご紹介していきます☆

これから訪問看護という働き方を視野にいれている看護師さんの参考になるかと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね(^^)

訪問看護がきついと言われるワケ6選

訪問看護がきついと言われるワケ6選

訪問看護がきついと言われるワケは、おおきく以下の6つです。

  1. オンコールがある
  2. 過酷な現場が多い
  3. とにかく体力勝負
  4. 多職種とのやり取りが多い
  5. 利用者家族とのコミュニケーションが大変
  6. ひとりで臨機応変に判断、対応する能力が必要

それぞれ詳しく見ていきましょう!

①オンコールがある

24時間365日対応の訪問看護ステーションにはオンコール制度があり、利用者からの電話相談やトラブルに対応したり、必要があればそのまま緊急訪問もします。

いつでも電話に出れるように気を張り続けるので、オンコール当番のときは心身ともにドッと疲れます。

また、訪問看護のオンコールは1人でもつことが多く、電話対応で済ませるか緊急訪問すべきかの判断など、すべての判断を自分1人でしなくてはいけないプレッシャーもあります。

なので、訪問看護でオンコールをもつのがキツいと感じる看護師も少なくありません。

②過酷な現場が多い

当たり前ですが、訪問看護で訪問する家は100軒あれば100通りの家があり、なかには過酷な現場もたくさんあります。

疑問な看護師
疑問な看護師

過酷な現場って、たとえば?

わたしが実際に経験した過酷な現場をいくつか紹介すると、こんな感じです↓↓

  • 玄関前にハチの巣
  • 床一面が尿まみれ
  • 真夏にクーラーのない家で保清(全介助)
  • 家の中にゴキブリ&それを素手でつぶす利用者

こんな感じで、なかなか個性あふれるお家がたくさんありました(笑)

虫が苦手なわたしにとっては、ゴキブリやハチはほんとに苦痛でした(*_*)

また真夏にクーラーのない家で入浴介助をしたときには、汗がダーダーでほんとにキツかったのを覚えています。

とろろ
とろろ
虫が苦手だったり潔癖症の看護師さんは、現場の環境によってはキツいと感じるかもですね(._.)

③とにかく体力勝負

訪問看護は体力がないときついです。

たとえば、おもな移動手段が自転車の場合、真夏の炎天下や土砂降りの雨の日など関係なく、自転車をこいで移動しなくてはなりません。

とろろ
とろろ
わたしも自転車で移動していましたが、めちゃくちゃ体力消耗しますよ(^_^;)

また、入浴介助や清拭などの保清も、利用者の介護度が高ければ高いほど、体力との勝負になります。

体力に自信がない人は、体力的にきついと感じるかもしれませんね。

④ 多職種とのやり取りが多い

訪問看護は「利用者さんの生活に寄り添う」ことが基本です。

なので、利用者さんに関わっているケアマネやヘルパー、医師や他の訪問看護ステーションなどの多職種と連携を取り合って情報共有することがとても大切になります。

多職種とのやり取りが苦手or好きじゃない、という方は少しきついと感じてしまうかもしれません。

⑤ 利用者家族とのコミュニケーションが大変

訪問看護は「利用者さんの生活の場」を訪問するので、利用者さんが独居でない限り、かならずお家には利用者さんの家族もおられます。

ですので、利用者さんだけでなく家族とのコミュニケーションも必須になります。

家族とのコミュニケーションは訪問看護でとても大切なことですが、もちろんいろんな家族さんがおられるワケで…。

看護師
看護師
わたし、家族さんとのコミュニケーションとか苦手。見られながら看護するのも苦手。

↑このような看護師にとっては、利用者家族との関わりがきつく思えてしまうかもしれません。

とろろ
とろろ
もちろんその逆で、家族さんにこちら側が支えられることもたくさんありますけどね!(^^)

⑥ひとりで臨機応変に判断、対応する能力が必要

訪問看護は基本的に自分1人で訪問します。

そのため、自分1人で臨機応変に判断・対応する能力が必要なのも事実!

そのプレッシャーが、とくに若くて経験の浅い看護師にはきついと感じてしまうかもしれません(^_^;)

訪問看護の「きつい」は「楽しい」に変えられる

訪問看護の「きつい」は「楽しい」に変えられる

訪問看護の「きつい」は「楽しい」に変えられることもたくさんあります。

わたしが訪問看護師をしていたときに「きつい」から「楽しい」に変わった経験談を3つご紹介しますね!

訪問看護きつい→楽しいに変わった経験談その①

訪問看護は基本的に自分1人で訪問するので、はじめは1人で判断しなきゃいけないという責任感の重さを感じていました。

ですが、何度か訪問を重ねて慣れてくると、1人現場が「きつい」から「楽しい」に変わりました!

だって、1人だから先輩Nsの視線を気にせず自由にのびのびと仕事ができるんですよ?

もう、ぶっちゃけ快適すぎます…♡笑

1人でのびのびと働けるのは、わたしにとってはかなりラクで楽しかったです◎

訪問看護きつい→楽しいに変わった経験談その②

訪問看護のおもな移動手段は、徒歩・自転車・車の3パターンです。

わたしは徒歩か自転車での移動がメインだったので、真夏の炎天下や雨の日の移動は面倒くさくてキライでした。

ですが、青空の日など天気のいい日は移動がめちゃくちゃ気分転換になるし、車移動のときは好きな音楽をかけながら移動もできたので、移動時間が自分にとって気分転換できる楽しい時間に変わりました♪

訪問看護きつい→楽しいに変わった経験談その③

わたしはもともと多職種との連携があまり得意ではありませんでした。

ですが、多職種とのやり取りを重ねるうちに名前や顔を覚えてもらえるようになり、他愛もない話とかもできるくらいの仲になっていきました。

それくらいの関係が構築できてからは、多職種との連携がきついと感じる事もなくなり、しごと自体が楽しく感じるようになっていきました◎

訪問看護ステーションの選び方【きついorラクを左右する】

訪問看護ステーションの選び方【きついorラクを左右する】

これから訪問看護師になろうと考えている方のなかには、

看護師
看護師
訪問看護で働きたいけど、できればキツいところじゃなくてラクなところで働きたいな…。

と考えている方も少なくないのではないでしょうか?

訪問看護ステーション選びで失敗しない唯一のコツは、事前に正確な情報を把握しておくことです☆

できるだけキツい思いをせずに比較的ラクに働くためには、以下の5つのことを事前に情報収集しておくことが大切です!

  1. スタッフの人数
  2. 1日の平均訪問件数
  3. どんな利用者がいるか
  4. オンコール体制の詳細
  5. 記録の書き方や書類の管理方法

①と②からはステーションの忙しいorヒマが分かるし、③からは仕事内容のきついorラクがわかります。

④のオンコールについては、ステーションによって何人体制なのかや回数なども異なるので事前に詳細を聞いておきましょう!

とろろ
とろろ
ちなみに、わたしが働いていた訪問看護ステーションでは、オンコールをやりたくない人はオンコールをまったくしなくてもOKでした!

非常勤のスタッフはオンコールを持たなくても良いパターンが比較的多い気がします◎

⑤については、結構見落としがちな情報なので要注意です!

というのも、訪問看護は日頃の記録だけでなく、毎月の看護計画や報告書など、とにかく記録や書類が多いです。

すべてパソコンでの記録ならまだ良いのですが、なかにはすべて手書きで行なっているステーションもあるので、記録や報告書がパソコンなのか手書きなのかは事前に確認しておきましょう。

とろろ
とろろ
わたしは記録が手書きの職場には絶対就職しません(^_^;)

訪問看護ステーションへの転職を考えているなら、まずは上記のような情報を収集してみることが大切です☆

自力での情報収集には限度があるので、まずは看護師転職サイトに登録をして情報収集だけでも始めてみましょう(^^)

まずは行動を開始することが大切ですよ☆

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まとめ:きつい思いをしなくて良い訪問看護ステーションを選ぼう

まとめ:きつい思いをしなくて良い訪問看護ステーションを選ぼう

訪問看護は「きつい」というイメージを持たれがちですが、ステーションによってはラクに楽しく働けるところもたくさんあります!

訪問看護師になってから「きついな…」と思わなくてもイイように、まずは看護師転職サイトを活用して情報収集することが大切です☆

この記事が行動を開始するキッカケ、第一歩になれば嬉しく思います♪

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