病棟経験しかなくてもクリニックで働ける??
クリニックは楽って聞くけど、ホント??
病棟からクリニックへ転職するメリットやデメリット、注意点などを知りたいな!
このような疑問に対して記事を書きます。
この記事を書いているわたしは、病棟看護師を4年→クリニック看護師へと転職しました。
ぶっちゃけ、クリニックはめっちゃ楽です(笑)
病棟からクリニックへ転職したら、時間的な余裕が生まれ、心身ともに健康になれた気がします☆
わたしの転職体験談は↓の記事で公開していますので、興味がある人は見てみてください。
わたしの病棟からクリニックに転職した経験談から、クリニックで働くメリット、病棟からクリニックに転職する際の注意点などをお話します!
病棟からクリニックに転職したら心が健康になる
病棟での勤務は、ADL介助や医療行為などの処置が多く、重症度の高い患者さんやターミナルの患者さんも多く、夜勤もあったりして、ぶっちゃけ心身ともに大変ですよね。
わたしも、病棟で働いていた4年間はめちゃくちゃしんどかったです。(めちゃくちゃ)
でも、病棟からクリニックに転職後は心身ともに健康になれました。
病棟からクリニックへ転職するメリット
まず、わたしが実際に病棟からクリニックへ転職してみて感じたメリットについて、先日Twitterでツイートをしました↓↓
✅病棟からクリニックに転職して
良かったこと・前残業がほぼゼロ
・ほぼ定時で帰れる
・病棟の何倍も楽ちん
・急変などの精神的不安がない
・人間関係がイイ
・医療処置の範囲が限られてる
→覚えてルーティン化するだけつまり、転職して良かった🙂🙌#病棟 #クリニック #看護師 #転職
— とろろ@看護師+ブログで生活 (@toronurse) February 12, 2020
これはわたしが感じているウソ・いつわりない気持ちです。
残業なし、病棟よりも業務内容が楽ちん、急変患者の対応などの精神的不安なし、人間関係も良好!
一言でいうと、クリニックの看護師って最高◎
わたしは転職してよかったと心から思っています。
身体的・精神的なストレスがグンと減ったので、まちがいなく心が健康になりました★
病棟とクリニックの違い
病棟とクリニックの違いは以下のとおり↓↓
病棟 | クリニック | |
---|---|---|
患者 | 入院患者 | 外来患者 |
スタッフ | 医師・看護師以外にも、栄養士・薬剤師・理学療法士・作業療法士・検査技師などの多職種がいる | 医師・看護師以外の多職種はほとんどいない |
夜勤 | あり | 基本なし |
教育制度 | 1年目Nsや2年目Nsには指導者がついて、技術面や勉強面の指導を行なうのが一般的。また定期的に勉強会・研修などもある。 | 指導者がつくことは基本的にない。勉強会や研修もほとんどない。 |
仕事内容 | 日常生活の援助・医師の指示に基づいた医療業務が中心 | 日常生活の援助はほぼなし。医師の指示に基づいた医療業務と、その他の雑務(薬剤や物品の発注、掃除など)が多い。 |
かなりコンパクトに違いをまとめると、こんなところでしょうか。
表を見てもらったら分かるとおり、病棟ではなくクリニックでの勤務のほうが向いているひとの特徴は以下のとおりです。
- 夜勤はしたくない
- 勉強会や研修が苦痛
- 看護師としてスキルアップはしたいが、そこまで高度で専門的なスキルアップは目指していない
- ある程度の医療行為(採血や点滴)はしたいが、そこまで高度な医療に携わっていたいとは思わない
- 多職種との連携などは面倒くさくてあまり好きじゃない
- 比較的ゆったりと仕事したい
- 残業はせずプライベートの時間をしっかり確保したい
このような思いを持った看護師さんは、クリニックでの勤務が向いているかも!
わたしは実際に病棟からクリニックへ転職したことで、精神的・身体的・時間的な余裕が生まれ、その結果、心身ともに健康になれました★
病棟とクリニックはそれぞれに長所・短所があるので、自分にはどちらがあっているのか、一度じっくり考えてみてください。
病棟からクリニックへ転職する手順を解説
病棟の退職時期が決まっているのであれば、すぐに面接申し込みでOKです◎
病棟からクリニックへ転職する場合、下記の転職サイトがオススメ☆
とりあえずは上記の3つに登録でいいでしょう!
オススメの転職サイトは以下の記事でも紹介しているので、興味がある人は要チェック。
参考:看護師転職サイトランキング【実際に使ったおすすめベスト3を紹介】
もちろん自宅近所に行きたいクリニックがあるなら、直接連絡でもOKですよ!
クリニック転職に病棟の経験年数は関係なし!
『“看護師はとりあえず3年”って聞くし、最低でも3年間は転職しないほうがイイのかな…??(;_;)』
こんな悩みを抱いている看護師さんも多いですよね。
でも大丈夫。経験年数なんて関係なく転職して大丈夫ですよ!◎
わたしが転職したクリニックには、わたし以外に看護師さんが3人いるんですが、そのうちの2人は1年目の半年経ったくらいで病棟を辞めて、クリニックに転職してきたそうです。
はじめは採血や点滴などがまったくできずに苦労したみたいですが、今では2人ともバリバリ採血も点滴もしまくりです☆
そして何より、とっても楽しそうに働いています(^^)
身近にこういう存在がいるからこそ、転職するのに経験年数なんて関係ない!ってわたしは思います。
今の労働スタイルや職場環境がツラくて病んでしまうくらいなら、経験年数に関係なくチャッと転職してしまうことをわたしはオススメします。
病棟からクリニックへ転職する際の注意点
病棟からクリニックへ転職する際には、注意したほうがよい点もいくつかあります。
参考までに、わたしが病棟からクリニックへ転職してみて感じたデメリットをまとめてみました↓↓
- 薬剤や物品の発注、クリニックの掃除など雑務が多い
- 医師の機嫌の変動が激しい
- スタッフの人数が少ないぶん、イヤなスタッフが1人でも居たらなかなか苦痛
- 看護師は必要最低限しか勤務していないため、採血や点滴で失敗しても代わってくれる看護師がいないことがある
病棟と異なる点として、薬剤や物品の発注、掃除などの雑務は、基本的にすべて看護師の仕事になるということを覚えておきましょう!
また、クリニックは看護師の数が少ないため、多忙なときなどは採血や点滴で失敗したときに違う看護師に代わってもらう、ということが難しい場合もあったりします。
また、看護師の数が少ないからこそ、苦手なひとが1人でもいた場合は地獄です(^_^;)
まぁでもこれに関しては運要素でしかないので、ハズレくじを引いてしまった場合はいさぎよく再転職するしかありませんね。
個人的には、医者がどんなひとなのかを面接の時に見極めることが1番重要だと思っています!!!
というのも、看護師や事務などのスタッフは退職や転職などで定期的にメンバーが変わりますが、クリニックの医者はほとんどの場合永遠に変わりません。
また、病棟よりもクリニックのほうが、医者との関わりがイヤでも濃厚になります。
なので、面接の時に医者がどういうひとなのか、この医者と一緒にやっていけそうなのか、ということを見極めておくことが重要です★
ちなみにわたしは、看護師の人間関係は神級にイイのに、医者はハズレくじを引いてしまったようです(;_;)笑
でもなんとかやっていけそうなので、引き続き楽しみながらがんばっていきます(^^)♪
まとめ:病棟からクリニックに転職したら心が健康になる話
病棟からクリニックへ転職する際の、メリット・デメリット・注意点などをお話ししました。
わたしはクリニックに転職してから毎日が楽しくなり、心身ともに健康的な生活をおくることができています(^^)
もし、病棟からクリニックへの転職を考えているひとがいれば、一度本気で「病棟とクリニックどちらが自分にとっていい職場なのか」を考えてみてください。
その結果『クリニックで働きたい!』と思うのであれば、転職に向けて即行動を開始すべしです!!!!
この記事が少しでも参考になれば幸いです。