「私ってただの家政婦なんじゃないの?私と同棲してる意味ってあるの?」なんてことも思う。
正直、とっても寂しい。ホントはもっとラブラブしたいし、仲良く楽しく暮らしたい。
すれ違いを改善したいと思っているけど、どうしたら良いんだろう??
看護師で同棲している人がいれば、何かアドバイスが欲しいな…。
このような思いを抱えた同棲中の看護師さん。
私も同じ思いを経験したことがあるので、とっても気持ちが分かります。正直めっちゃしんどいですよね。
この記事を書いている私は現役4年目看護師で、看護師1年目の頃からずっと同棲生活を送っています。
その中で、すれ違い生活を経験しましたが、今ではすれ違いを改善し、幸せに結婚生活を送ることが出来ています。
この経験から、皆さんにお伝えできることがあるかと思ったので、今回このようなテーマで記事を書くことにしました。
「同棲しているけどすれ違い生活で悩んでいる看護師さん」にとって少しでもこの記事が参考になれば幸いです。
看護師が同棲ですれ違いやすい理由
まず初めに、看護師が同棲をすると、なぜすれ違いが起こりやすいのでしょうか?
すれ違いが起こる要因は、2段階あると私は考えています。
①時間的にすれ違う
②気持ちがすれ違う
もう少し詳しく説明しますね!
①時間的にすれ違う
看護師はシフト制のところが多く、3交代や2交代など、夜勤のある勤務で生活リズムがバラバラな場合が多いです。
そのため、カレンダー通りの勤務・夜勤のない仕事の人たちに比べて、同棲生活に時間的なすれ違いがどうしても生じてしまいます。
悲しいですが事実として、看護師が同棲をする際、時間的すれ違いは嫌でも付きものと言えます。
ただ、「時間的にすれ違う」という事実自体は、そこまで2人の関係に悪影響を及ぼす内容でもないと私は思います。
「看護師で同棲をしていてすれ違いで悩んでいる」という場合、それは「①時間的すれ違い⇒②気持ちのすれ違い」になってしまっている状態の人がほとんどだと思います。
②気持ちがすれ違う
では、気持ちがすれ違ってしまうのはどうしてでしょうか?
それは、「時間的にすれ違っているのに、それをカバーするための行動が不十分だから」だと言えます。
時間的にすれ違っているのに大したカバーが出来ていない、その結果、気持ちがすれ違ってしまいます。
例を出すとするとこんな感じ。
①時間的にすれ違って最近スキンシップがとれていない
②一緒にいるのに寂しい、でもそれが言えない
③彼氏は彼女が寂しいと思っていることに気付いていない
⇒ 気持ちがすれ違う
よくあるのがこういった感じのすれ違い方ですね。
彼女からしたら「寂しいって言えない。言えないけど気付いて欲しい。」と思っていて、彼氏からしたら「そんなの言ってくれないと分からないのが普通でしょ。」と思っている。
まさにこれがよくありがちな「気持ちのすれ違い」ですね。
実際に私も、旦那さんと結婚する前、同棲生活の中ですれ違いを経験しました。
すれ違った経験がありながらも、今はすれ違いを改善し幸せに暮らすことが出来ているので、どうやって改善することが出来たのか、私の実体験を交えながらお話ししていこうと思います!
看護師がすれ違わずうまく同棲するコツ
看護師がすれ違わずにうまく同棲するコツについて、実際に同棲生活を4年間送っている私が思うことをまとめてみました。
- 2人でイベントごとを計画する
- 寝室とベッドは一緒がオススメ
- お互いの気持ちを話す時間を作る
- 働き方を変える
- 彼以外のことにも目を向ける
1つずつ説明していきます。
2人でイベントごとを計画する
看護師は不規則な生活なので、どうしても時間的なすれ違いは起こってしまいます。
そのため、できるだけ2人で過ごせる時間を大切にしてほしいなと思います。
そこでオススメなのが、定期的に旅行・映画デート・美味しいご飯を食べに行く、などのイベントごとを計画して、それを楽しみに時間的すれ違いを乗り越えるという方法です。
同棲しているのに一緒に過ごせる時間があまりない…というのは寂しい気持ちもありますが、だからこそ2人でイベントごとを計画し、一緒に過ごせる時間を思いっきり大切にしましょう!
寝室とベッドは一緒がオススメ
看護師は夜勤もあるので、同棲していても一緒に寝れない日が結構多くなりがち。
これはスキンシップが減ってしまう原因にもなりかねません。
寝室とベッドが別々だったら、さらにスキンシップの頻度が激減する危険性大です。
スキンシップが減るのは、すれ違いをさらに大きなものにしてしまう危険性が大なので、寝室とベッドは一緒をオススメします。
看護師が同棲する際のベッド事情に関しては、別の記事にまとめています。
お互いの気持ちを話す時間を作る
これは、同棲する上で私が一番大切だと思うことです!
看護師はただでも生活リズムが不規則で、すれ違いを起こす可能性が高いので、必ずお互いの気持ちを話す時間を作ってください。
これは、「毎日必ずお互いの気持ちを言い合いましょう」と言っているのでは決してないです。
月に1回とかでも良いので、お互いに思っていることを話す機会を設けてほしいなと思います。
例えば、「いつもありがとう」とか「好きだよ」とかの一言でも良いと思います!
やっぱり、「思っていることを言葉にして伝える」というのが、同棲していてすれ違いを起こさない一番のコツだと私は思います。
もし、お互いの気持を話す時間を作ってくれない・本心を言い合える関係じゃない・気持ちを受け止めてくれないなど、そのような場合は、そもそもアナタと向き合おうとしていない可能性があります。
そのような場合は、一度「本当にこのままこの人と一緒に居て良いのか?」と考え直したほうが良いかもしれません。
ちゃんとアナタのことを思ってくれている彼氏さんなら、ちゃんとアナタの気持ちを聞き入れてくれるはずです。
働き方を変える
これも、実際に私が実行してみて、本当に良かったなと思っていることです。
「働き方を変える。」つまり、同棲生活ですれ違いが起こらないように、夜勤のない働き方・土日祝に休みをとれる働き方に変えちゃいましょう!ということです。
ぶっちゃけ、好きな人とのすれ違いを我慢してまで夜勤する必要性ってありますか?好きな人とのすれ違いを我慢してまで毎週土日出勤する必要性ってありますか?
私は実際に夜勤のない職場に転職しましたが、本当に転職して良かったと心の底から思っています。
すれ違いを防いで幸せな同棲生活をしたいなら、働き方を変えてみるのもアリだと私は思います。
彼以外のことにも目を向ける
同棲していても、時間的なすれ違いがどうしても生じてしまう看護師。
時間的なすれ違いをなくしてしまうのもアリですが、考え方を変えて、一人の時間を満喫するのもアリだと思います!
例えば、エステや美容院など、自分のために時間を使うのもアリ、読書や勉強、趣味などに時間を使うのもアリ!
「ひとりで寂しいな~」なんて思って彼のことばかりを考えるんじゃなくて、彼以外のことに目を向けて一人の時間を満喫するのもアリだと私は思います。
私の過去のすれ違い経験と改善した方法
私の過去のすれ違い経験と改善した方法は、ざっくりこんな感じです。
①私ってただの家政婦?
②イライラする事が増えた
③スキンシップが更に減った
④彼氏に内緒で合コンに参加
⑤合コンに参加したのがバレた
⑥思っていることを話し合った
⑦夜勤のない職場に転職
⑧スキンシップが増えた
⑨プロポーズされ結婚
すれ違っていたとき私がどんな心境だったのか、また旦那さんがどんな心境だったのか。
すれ違いを改善することが出来た最大のきっかけは何だったのかなど、もう少し詳しく見ていきます。
①私ってただの家政婦?
私が当時働いていた病院は、3交代と2交代が入り乱れた変則二交代制という勤務でシフト制だったので、生活リズムも休日もバラバラな生活。
同棲していた彼氏は、カレンダー通りの出勤で土日祝が休みのIT企業に勤める普通の会社員。
もちろん時間的にはすれ違いばかりの同棲生活でしたが、特にそれを苦痛に思うこともなく、楽しく過ごしていました。
ただ、同棲して半年くらい経ったあたりから、彼氏は家事を一切手伝ってくれなくなりました。
私は夜勤もしていて、働いている病院は急性期の超絶忙しい病院、毎日残業3時間は当たり前、そんな仕事と家事の両立はなかなかしんどい部分もありました。
でも、家事は割と好きだし、大好きな彼氏と同棲出来ていることは幸せなことだなぁと思っていました。
しかし、ある時から、「これじゃ私はただの家政婦でしかないよな…」と思うようになり、それから自分の存在意義が分からなくなりました。
②イライラする事が増えた
この頃から、彼氏とのスキンシップの頻度が急激に減り始めていました。
それが余計に「私は彼氏にとって家政婦でしかない」という気持ちを大きくしていきました。
その結果、彼氏と一緒にいるとイライラする事が増えました。
③スキンシップが更に減った
私は寝る前にイライラする事が増えていました。
それもあってか、スキンシップは更に激減。
寝る前にベッドに入ると、「はぁ、今日も何もなし。スキンシップは全然とってくれないのに、家事は全部私。私はアナタの家政婦でも母親でもない。」なんてことを考えてしまい、とにかくイライラしてしまいました。
後々彼氏から、「寝る前のイライラしてるあの雰囲気を出されると、余計に手が出しづらかった」と言われました。
確かに、それはそうですよね・・・。
このあたりで、完全にすれ違っていたと思います。
④彼氏に内緒で合コンに参加
あまりにもすれ違い生活が長く続いたので、正直、彼氏との別れも結構真剣に考えていました。
私の中で、スキンシップがほとんどない状態がとにかく苦痛だったんです。
「スキンシップがない=女として見られてない=ただの同居している家政婦」みたいに自分のことを感じ、とにかくしんどかった。
そんな時に、男友達から「お互いの友達を呼んで4人で飲みに行こう!」との誘いがあり、バカな私は彼氏に内緒でその話に乗っかってしまいました。
初対面の男の人がいる場に行くということは、彼氏に内緒で合コンに参加したも同然です。
そんなバカなことを私はしてしまいました・・・。
⑤合コンに参加したのがバレた
私は嘘を付くのが大の苦手。めちゃくちゃ嘘を付くのが下手くそなんです。
だから案の定、彼氏にすべてバレました。
正直、「いっそのこと振ってくれ!」とまで思いましたが、彼氏は私を振るどころか怒ることもなく、なんでそういう行動をとったのか、私の思いを聞いてくれました。
⑥思っていることを話し合った
私が彼氏に内緒で合コンに参加したのをキッカケに、お互いに思っていることをすべて話し合いました。
直接話し合って、そのあと私が実家に数日間帰らなくてはならない予定があったので、その間もLINEで話し合いをしました。
その中で、私は思っていたことをすべて吐き出しました。
「スキンシップがないのが寂しい。ただの家政婦でしかないのがしんどい。言葉で言ってくれないからアナタの考えていることが分からない。」など、結構ストレートに溜まっていたことを吐き出しました。
もちろん、彼氏側からも「こういうところは直して欲しい。」といった内容のことを言われました。
それと同時に、「こんなにも私のことを好きでいてくれてたんだな。こんなにも大切に思ってくれていたんだな。私との将来のことを真剣に考えてくれていたんだな。」ということを知り、お互いの大切さに気付けた時間でもありました。
この話し合いを通して、すれ違っていた気持ちを確かめ合うことができ、お互いのことを大切にしていこうという気持ちがお互いに強まった気がします。
⑦夜勤のない職場に転職
私は看護師という職業は好きですが、自分の人生において一番大切にしたいものを犠牲にしてまで、看護師という仕事に尽くす必要はないと思っています。
というのも、前の職場にいたときは、とにかく多忙な病棟で毎日3時間の残業は当たり前、有給もほとんどなく、日々の生活の中でプライベートな時間を満喫する時間的余裕がほとんどありませんでした。
そんな看護師生活を送る中で、「仕事ではなく自分や自分にとって大切な人との時間を一番大切にしたい」という気持ちが大きくなりました。
また、彼氏とも話し合いをしてすれ違いを改善することができ、お互いのことをもっと大切にしたい、もっと2人で一緒に過ごす時間を大切にしたい、という思いが更に強くなりました。
その結果、私は夜勤のない職場へ転職することを決意しました。
退職・就活・転職などについては、また別の記事で詳しくお話し出来たらなと思います。
⑧スキンシップが増えた
話し合いをしてお互いの気持ちを確かめ合い、すれ違いも改善し、夜勤のない職場へと転職。
それからか、自然とスキンシップの頻度が増えてきました。
スキンシップが増えたことももちろん嬉しかったですが、やっぱり一緒に過ごせる時間が増えたことが、何より嬉しかったです。
毎日一緒に寝ることができ、毎日一緒にご飯を食べることができる。
これぞ幸せな同棲生活!という感じで、とにかく幸せな同棲生活を再始動することが出来ました。
⑨プロポーズされ結婚
のちのち、その彼氏から素敵なプロポーズを受け、結婚することになりました。
何度もすれ違いを理由に別れちゃいそうになりましたが、お互いの思いを話し合ってすれ違いを改善し、結婚することが出来て本当に良かったなと思います。
私の中で、お互いに思っていることを話せる関係でいること、できるだけすれ違いを起こさないように勇気を持って環境自体を変えること、これはとても大切なことだなと感じました。
今は幸せで楽しい同棲生活を毎日送ることが出来ています。
まとめ
看護師は夜勤や土日出勤など、生活リズムが不規則になりやすいため、同棲生活の中ですれ違いを起こしやすいです。
せっかくの同棲生活を幸せで楽しいものにするために、以下のことを意識しましょう!
- 2人でイベントごとを計画する
- 寝室とベッドは一緒がオススメ
- お互いの気持ちを話す時間を作る
- 働き方を変える
- 彼以外のことにも目を向ける
できるだけすれ違うことなく、大好きな人と幸せで楽しい同棲生活を送れるよう願っています!!