看護師が非常勤で働くメリットやデメリットって、どんなものがあるんだろう?
↑このような疑問に答えていきます。
この記事を書いているわたしは現役看護師で、常勤と非常勤どちらも経験しています。
常勤と非常勤どちらも経験したうえで、非常勤看護師のメリット・デメリットについて実体験をまじえながらお話ししていきます。
今後、非常勤看護師としての勤務を考えているひとは参考にしてみてくださいね☆
非常勤看護師イチバンのメリットは「自由な時間」
非常勤看護師の1番のメリットは、「自由な時間が増えること」です。
常勤は正社員としてフルタイムで働かなくちゃいけないのに対して、非常勤は自分の働きたい日に働きたい時間だけ働くことができます。
なので、常勤に比べて非常勤は時間的にかなり余裕が生まれます!
わたしは常勤で働いていたとき、以下のことを感じていました。
- 家事とか趣味に使える時間的な余裕がない
- 連休なんてほとんどないし、希望休は月に2回ほどしかとれない
要するに、常勤は時間にしばられる働き方をしていました。
非常勤は基本的に自分の希望どおりの働き方ができるので、時間にしばられずに働くことが可能になります☆
わたしは常勤と非常勤どちらも経験していますが、非常勤は「自由な時間」が圧倒的に増えるところが1番魅力的に感じました。
参考:看護師はプライベートがないのが当たり前←ブラックで人生消耗
看護師が非常勤で働くメリット・デメリット
自由な時間が増えること以外にも、看護師が非常勤で働くメリットはたくさんあります。
もちろん、メリットだけでなくデメリットもあります。
看護師が非常勤で働くメリット・デメリットをご紹介していきますね☆
メリット
- 責任・義務が軽い
- 時給が意外と高い
- 社会とつながり続けられる
- 人間関係を気にしなくても大丈夫
- ワークライフバランスを最重視できる
責任・義務が軽い
非常勤は正社員である常勤看護師とはちがって、あくまでも「パート」という立場になります。
なので、基本的に重い仕事を任されたり委員会・研修などへの参加義務はありません。
少し語弊があるかもですが、非常勤は常勤よりも責任・義務が軽いので、精神的な負担も軽いと言えます。
時給が意外と高い
お給料に関しては、基本的に常勤は月給・非常勤は時給で働くことになります。
職場や看護師としての経験値にもよりますが、看護師の非常勤って、意外と時給が高いんです☆
- 一般的なパート
→ 時給:1,050円 - 非常勤看護師
→ 時給:1,520円
↑全国平均は上記のとおり。
住んでいる地域にもよりますが、わたしの場合は看護師4年目で非常勤デビューし、クリニックは時給1,600円、訪問看護は時給1900円で働いています。
参考までに情報共有しておきます(笑)
ちなみに非常勤で働くなら、個人的には訪問看護がオススメ♪
参考:【体験談】訪問看護師ってどんな仕事するの?仕事内容教えます!
社会とつながり続けられる
女性は結婚を気に専業主婦になるひとも多いですよね。
専業主婦ははじめは充実した楽しい日々を過ごせますが、時間がたつと社会からの疎外感や孤立感を感じてしまうひとも多いです。
社会からの疎外感を感じないためにも、非常勤でゆったり働きながら社会との繋がりを持つことはとても大切ですね◎
また、ブランクがある看護師さんは非常勤から復帰するほうが、不安が少なくてオススメですよ(^^)
人間関係を気にしなくても大丈夫
看護師には“人間関係が悪すぎ問題”がつきものですが、非常勤はそのリスクがグンと減ります。
常勤は勤務日数・勤務時間がフルタイムですが、非常勤は勤務日数・勤務時間ともに常勤よりも少ないです。
そのため、わりと人間関係があっさりしていることが多いです。
人間関係があっさりしていると人間関係でこじれることもないので、人間関係によるストレスはほぼゼロと思って大丈夫です◎
↑ちなみに、病棟は人間関係が究極に悪かったですが、いまの職場は神的に人間関係がイイです!
ワークライフバランスを最重視できる
非常勤は常勤に比べて、圧倒的に自由な時間が増えます。
そのため、ワークライフバランスを最重視した働き方を実現できます♪
育児や家事との両立、自分の趣味に時間を使うなど、仕事だけでなくプライベートな時間も大切にしながら働けるのが非常勤の最大の魅力ポイント!
非常勤看護師になったら、ホントに幸福度がバク上がりしました(^^)
参考:【楽しく稼ぐ】看護師にオススメの副業は1つだけ【月5万を目指す】
デメリット
- 給料が下がる
- スキルアップが図りづらい
- 条件によって福利厚生が受けれない
- 条件によって社会保険に加入できない
給料が下がる
当たり前ですが、常勤に比べて非常勤は勤務日数・勤務時間ともに減るため、給料はさがります。
ちなみにわたしは常勤でハードに働いていたときに比べて、手取りで約10万円ほど給料が減りました。
スキルアップが図りづらい
非常勤だと勤務日数・勤務時間ともに減るため、単純に医療処置を行なう頻度が減ります。
また、研修などへの参加も強制ではないため、知識的にも技術的にもおおきくスキルアップすることは難しいかと。
「看護師としてスキルアップしたい!」という強い意志があるなら、常勤看護師として病棟などで働くほうが良きです◎
条件によって福利厚生が受けれない
基本的に非常勤は福利厚生を受けれないことがほとんどです。
なので、どんなに長年働いた職場だとしても、退職金やボーナスは基本的にはいっさい出ません。
有給や産休・育休は法律に基づいて取得が可能なので、詳細は就労規則をしっかり確認しましょう!
条件によって社会保険に加入できない
職場の条件によっても異なりますが、非常勤だと社会保険に加入することができない場合があります。
わたしの職場の社会保険加入の条件は、「労働時間が週に30時間以上」となっています。
わたしは週3しか勤務していないので、1週間に24時間の勤務となり社会保険加入の条件を満たしていないので、社会保険には加入していません。
社会保険に加入できるかどうかは職場の条件によるので、就労規則をしっかり確認しましょう!
非常勤看護師のメリットは最高→常勤に戻れない【実体験】
わたしは常勤→非常勤看護師へと転職しました。
プライベートな時間も大切にしたい!と思っていたわたしにとって非常勤という働き方は最高すぎて、もう常勤には戻れないです(笑)
プライベートな時間を大切にしながら看護師の仕事もやりたいひとは、非常勤という働き方も視野に入れてみてください(^^)
↑非常勤の求人に強い転職サイトは上記3つです。
まずはどんな職場があるのか、情報を集めてみるだけでもイイかと◎
非常勤看護師になって幸福度の高い生活を送れるよう応援しています(^^)
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