訪問看護に興味があるんだけど、訪問看護の道にすすむのは看護師何年目からがイイんだろう??
↑今回はこのような疑問に答えていきます。
この記事を書いているわたしは看護師4年目の冬から訪問看護の道にすすみ、現在(2020年9月時点で)訪問看護師になって約8ヶ月が経ちました。
そんなわたしが「訪問看護師になるのは看護師経験何年目以上がイイのか」というテーマについて思うコトを深堀りしてお話ししていきます!
訪問看護に興味のある看護師さんや看護学生さんの参考になれば嬉しいです(^^)♪
訪問看護師になれるのは看護師経験何年目から?【新卒もOK】
訪問看護って1人で判断しなきゃいけないから責任重大…。何年目くらいからなら訪問看護師としてしっかり働くことができるんだろう…??
結論:新卒から可能◎
訪問看護ステーションの求人は、「臨床経験3年以上」とか「看護師5年目以上」みたいに条件付きなことが多いのも事実!
ですがここ数年で、新卒Nsの採用もOK!という訪問看護ステーションも徐々に増えてきています。
未経験の新卒Nsから採用を受け入れている訪問看護ステーションは、しっかりと教育制度が整っているところばかり◎
病棟みたいに新人Nsには教育担当がつき、疾患の勉強や技術面などを1年間かけてしっかりと指導してくれるので、新卒Nsでも安心して訪問看護の道に進むことができます。
訪問看護師になるためには看護師としての経験年数が必ず必要なワケではないので、訪問看護の道に進みたいなら思い切って挑戦してみるのもアリですよ(^^)
看護師4年目で訪問看護師になってみて思うコト
わたしは看護師4年目のときに訪問看護の世界に飛び込みました。
そんなわたしが訪問看護師になってみて思うことは、大きく以下の2点です↓↓
- 思っていたよりイージー&楽しい
- 病棟での経験が役に立つ
それぞれ深堀りしてお話ししていきますね(^^)
①思っていたよりイージー&楽しい
「訪問看護だけは絶対やりたくない。」
— とろろ💉ノマド看護師ブロガー (@toronurse) February 20, 2020
ってずっと思ってました。でもあえて訪問看護の世界に飛び込んでみました。
そしたら、
「訪問看護めちゃくちゃ楽しい!!」
ってなりました。
何事も「〇〇だ!」って決めつけて挑戦しない人が多いけど、挑戦はしまくるべき。
挑戦しないと何も見えない。
「訪問看護だけは絶対やりたくない。」ってずっと思ってました。でもあえて訪問看護の世界に飛び込んでみました。そしたら、「訪問看護めちゃくちゃ楽しい!!」ってなりました。何事も「〇〇だ!」って決めつけて挑戦しない人が多いけど、挑戦はしまくるべき。挑戦しないと何も見えない。
↑これはわたしが訪問看護師になってちょうど丸1ヶ月が経った頃のツイートです。
わたしはもともと訪問看護に対して、
訪問看護はすべて1人で判断しなきゃいけないし責任重大。知識が少なすぎるわたしには絶対無理…
みたいなイメージを強く持っていました。
ですが、実際の訪問看護は思っていた何倍もイージー&やりがいがあって超楽しい!!と実感しました(^^)
訪問看護は基本的に自分1人で訪問しますが、
- 1日目見学メイン
先輩Nsの訪問に同伴し見学しながらメモ - 2日目実践+見守り
先輩Ns見守りのもと自分がメインで実施 - 3日目ひとり立ち
自分1人だけで訪問
というように段階を踏んでいくので、安心して訪問できるようになります♪
また、訪問中にアクシデントが起きたときはその場で医師や先輩Ns、担当ケアマネージャーに電話で相談することだって可能◎
患者さんの状態を適切にアセスメントしたり異常の早期発見に努めることはとても大切ですが、1人で抱え込まなくても大丈夫です。
かかりつけ医や訪問看護師、ケアマネやヘルパーなど、あくまでも自分はチームの1人であって、なにか分からないことや悩んだりしたときはいつでもチームのメンバーを頼ったらOK!
こんな感じで、訪問看護は意外とイージーだなぁとわたしは感じました(^^)
そして何より、訪問看護はやりがいがありすぎて超楽しい!!
決まった曜日の決まった時間に“利用者さんの生活の一部”として訪問する中で徐々に信頼関係を築いていくことができ、
- 「いつもありがとうね」
- 「○○さんが来てくれると安心」
- 「○○さんのことは信頼できる」
といった言葉をかけてもらえることが増え、やりがいを感じられる場面がかなり多いなぁと!
ツイートのとおり、勇気を出して訪問看護師になってみてホントに良かったなぁと実感しています(^^)♪
②病棟での経験が役に立つ
【訪問看護の仕事内容】
— とろろ💉ノマド看護師ブロガー (@toronurse) February 27, 2020
・バイタルチェック
・清潔援助
・排泄援助
・食事、注入介助
・内服薬の管理
・血糖、インスリン管理
・点滴管理
・カテーテル類の管理
・褥瘡処置
・ストマ管理
・在宅酸素、人工呼吸器の管理
・医療器具の管理
・ターミナルケア
・精神的サポート
やりがいがありすぎる😌
【訪問看護の仕事内容】
・バイタルチェック
・清潔援助
・排泄援助
・食事、注入介助
・内服薬の管理
・血糖、インスリン管理
・点滴管理
・カテーテル類の管理
・褥瘡処置
・ストマ管理
・在宅酸素、人工呼吸器の管理
・医療器具の管理
・ターミナルケア
・精神的サポートやりがいがありすぎる
↑このツイートのとおり、訪問看護師と病棟看護師とでは実施する処置内容がほぼ一緒です。
おおきく違う点は、処置を実施する場所が「病院」なのか「在宅」なのか、また処置の目的が「治療」なのか「生活のサポート」なのか、この2点です。
わたしは急性期の消化器内科・外科病棟で約3年半働いてから訪問看護師になったため、訪問看護で実施する処置はすべて経験済みでした。
病棟での経験があるからこそ多方面からみたアセスメントが可能になってくるので、病棟での経験がかなり活かせているんじゃないかなぁと実感しています(^^)☆
…ってことは、新卒で訪問看護はやっぱり微妙ってこと?
いいや、そんなことはないですよ◎
新卒から採用OKの訪問看護ステーションは、教育体制が整っているところが多いです。
なので、訪問看護師として経験をつみながらスキルアップしていくことも普通に可能!
なのであまり「訪問看護師は何年目からなればいいの?」と経験年数にしばられる必要はないですよ(^^)
ただわたしの個人的な意見としては、病棟経験をある程度つんでから訪問看護師になるほうが、自分自身がラクに働けるような気がします。
病棟で経験をつむと、処置の手技・基礎的な知識を習得できるだけでなく、チームの一員として多職種と連携をはかるチカラであったり、在宅→入院→在宅といった流れのなかでどういったサポートが必要になるかなど、ここでは書き出せないほどたくさんのことを学ぶことができます。
病棟での経験は確実に訪問看護に活かすことができるので、わたし個人的には病棟→訪問看護のほうが訪問看護師としての引き出しをかなり増やせるんじゃないかな、と思います(^^)
まとめ:訪問看護師になるのは何年目からでもOK
ここまでツラツラとお話ししてきましたが、結論、訪問看護師になるのは何年目からでもOKです◎
新卒でもOK、病棟経験をつんでからでもOK!
訪問看護師になるうえで1番大切なことは、“利用者さんの生活の一部となり寄り添う気持ち”です。
- 「やりがいを感じながら働きたい」
- 「ゆっくり時間をかけて寄り添った看護がしたい」
↑こんな看護師さんには訪問看護が向いています◎
未経験の分野に挑戦することはかなり勇気がいりますが、挑戦して経験してみて初めて知れることもたくさんあります。
わたしは訪問看護師になって自分がしたかった看護をすることができ、いまは仕事が楽しくて仕方ありません(^^)♪
この記事を読んでくださったアナタにも、自分の理想の看護ができる職場で働いてほしいなぁと思います。
この記事が看護師としての働き方を見つめ直すキッカケになれば嬉しいです☆
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