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看護学生は入学前に何を勉強しておくべき?【看護学生になる人必見】

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看護学生は入学前に何を勉強したらいいの?
そもそも入学前に勉強って絶対必要?
入学前に勉強するのにおすすめの参考書などがあれば教えてほしい!

今回はこのような疑問に答えていきます。

この記事を書いている私は、看護専門学校を卒業し、現在は4年目の現役看護師として働いています。

「YAHOO!知恵袋」を何気なく見ていたら、「春から看護学生になるけど、何を勉強しておけば良いですか?」といった内容の質問がたくさんありました。

このような疑問を持った高校生が結構いるんだな!と思ったので、実際に看護学生を経験している私が思うことを記事にまとめてみることにしたので、少しでも参考になれば幸いです。

看護学生は入学前に何を勉強しておくべき?

これから看護学生になる人が入学前に勉強するなら、以下の内容がおすすめです。

  • 解剖生理学
  • 生物
  • 計算問題
  • パソコン

1つずつ説明していきますね!

解剖生理学

看護学生になる前に勉強しておくなら、解剖生理学の予習が一番おすすめです。

解剖生理学の予習をおすすめする理由や、解剖生理学を勉強するためのおすすめの参考書は別の記事にまとめています。

▼詳細はコチラをご参照ください!

【看護学生になる前に】入学前に解剖生理学を勉強して差をつけよう看護学生が入学前に予習するならなぜ解剖生理学が良いのか、また解剖生理学を勉強するのにおすすめの参考書をご紹介しています。これから看護学生になる人必見です!!...

生物

続いて、生物はある程度理解しておきましょう。

生物の内容をしっかり理解していれば、解剖生理学を学ぶときに少し楽だと思います。

高校の授業や受験で生物を使わなかった人にとっては、解剖生理学の内容はまったくの初めまして状態で、チンプンカンプンになるかもしれません。

実際、高校で文系科目を専攻して生物を一切習っておらず、看護学校には推薦で入学してきた同期がいるのですが、解剖生理学でだいぶ苦戦していました・・・。

その同期の子は、授業についていくのが難しいということで、先生から個別の課題を出されていました。

学校の先生も、「解剖生理学は看護学科に必須の授業だから、高校で生物をとってなかった人は、学ぶ方も教える方もだいぶ大変。」と言っていました。

なので、高校で生物をあまり勉強する機会のなかった人は、まずは生物を勉強・復習しておくことをおすすめします

逆に、高校の授業で生物を勉強したり、受験でも生物を使った人は、生物の復習はもうしなくていいので解剖生理学の予習を始めましょう!

生物の知識があれば、解剖生理学を学ぶ上で少しは役に立ちますが、ぶっちゃけ高校で習う生物なんて内容が薄っぺらすぎます。

なので、ある程度生物の知識がある人は改めて復習をせずに、解剖生理学の予習を始めることをおすすめします。

▲私が一番おすすめする解剖生理学の本です。

キモかわいいキャラクターが解剖生理学を楽しく分かりやすく解説してくれています(^^)

とろろ
とろろ
私も解剖生理学を復習しようと思って、最近この本を購入して一通り読み切ったところです!

計算問題

また、計算問題はスラスラ解けるようにしておきましょう。

看護師は、点滴の滴下速度や濃度、麻薬の換算、酸素量など、計算しなくてはならない場面が多々あります

また、この計算がもし間違っていた場合、患者さんを危険にさらしてしまう可能性もあります。

例えば酸素ボンベの計算の場合、「酸素ボンベの残量があとどれくらいあって、今患者さんが○リットルで酸素投与中だから、△分間の移動時間なら酸素が無くならずに済む」というような計算が必要になります。

また、点滴の滴下速度の計算の場合なら「500mlの点滴を6時間で投与の指示だから、おおよそ80ml/hくらいで滴下すれば良い、ということは、2秒に1滴のペースで滴下すれば良い」というような計算が必要になります。

麻薬の濃度の計算の場合なら、「生食45ml+オキファスト5ml1Aを2.0ml/hで持続投与中だから、体内に入っているオキファスト自体の量は、48mg/日だな」というような計算が必要になります。

こんな感じで、看護師は酸素量や点滴滴下速度や麻薬の量など、計算しなくてはならない場面がたくさんあります。

そのため、看護師はある程度計算を得意にしておいたほうが絶対に良いです!

また、計算問題は看護師の国家試験でも必ず毎年何問か出題されます。

看護学校に入学したら勉強しなくてはならないことがたくさんあるので、計算問題が苦手な人は、できるだけ高校生のうちに苦手を克服しておくことをおすすめします。

▲看護師に必要な計算スキルが身につくおすすめの計算ドリルはコレ!!

高校までに勉強した計算の基本の復習から、看護に必要な点滴・酸素ボンベ・薬液濃度の計算などが身につくように構成された問題集です。

また、この第2版は、実習に役立つ母性看護の計算問題が追加されているため、これ1冊で看護師に必要な計算スキルをある程度身につけることができると思います!

計算が苦手な人は、ぜひ計算ドリルを活用して看護師に必要な計算スキルを身につけてください!

パソコンもおすすめ

勉強から少しズレてしまうかもですが、パソコンをある程度使えるようにしておくことも個人的にはおすすめです。

看護学生は課題やレポート作成など、パソコンを使う機会が多いです。

また、最近は病院の電子カルテ導入率も増加しており、看護師にパソコンスキルが求められる時代です。

そのため、看護学生になる前から少しずつパソコンに慣れる努力をしてみるのもアリだと思います。

実際、私は現在看護師4年目で電子カルテが導入されている病院で働いているのですが、1回の勤務で日勤だと平均12~14人の患者さんを受け持って、全員の記録をすべてカルテ上に打たなくてはならないので、ある程度のタイピングの速さがないと業務に支障が出ます。

また、看護師になってからも、委員会や勉強会資料の作成など、とにかくパソコンを使って何かを作成しなくてはならないことが多々あります。

そのため、看護師にはWord・Excel・PowerPoint・タイピングの速さは必須スキルと言えます。

▼看護師に必須のパソコンスキルについては、コチラの記事をご参照ください。

看護師のパソコンスキル
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少し話が脱線しましたが、看護学生はとにかくレポート提出が多いので、まずはパソコンの基本的な操作と、Wordくらいは使えるようにしておくととりあえずは問題ないかと思います!

事前課題があればそれを最優先

看護系の大学や専門学校に入学が決まっている人の中で、事前課題が出されている場合は、事前課題を最優先しましょう。

学校側から出される事前課題は、必ず入学後の勉強に活かすことのできる内容になっているはずです。

なので、学校側から出されている課題は必ず最優先して取り組みましょう◎

もし事前課題をやり終えて、その他の勉強を頑張りたい!という人がいたら、先ほど紹介した解剖生理学などを頑張って勉強してみてください!

勉強以外のことをするのもアリ

看護学生になる前に勉強しておくことももちろん大切ですが、私は勉強以外のことをするのもアリだと思っています!

看護学生になったら、勉強や実習などに追われて毎日とても忙しくなります。

そのため、勉強することも大切ですが、残りの高校生活を楽しみながら、今しかできないことをするのもアリだと思います。

ちなみにですが、私は受験が終わってから看護学校の入学までに、車の免許を取りに教習所へ通っていました!

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こんな感じで、勉強も大切ですが、残りの高校生活を思いっきり楽しんで、しっかりと休憩も取り、今しかできないことをするのもアリだと思うので、ぜひ貴重な時間を有効活用してください!

まとめ

これから看護学生になる人が入学前に勉強するなら、一番のおすすめは解剖生理学の予習です!

>>のほほん解剖生理学

解剖生理学の予習だけでなく、生物の復習や計算問題の苦手克服、パソコンの勉強などもアリです。

個人的には、勉強せずにゆっくり過ごすのもおすすめですが、看護学校に入学した時点で周りと差をつけたいなら、入学までに勉強を頑張ることをおすすめします!

看護学生になったら忙しい日々が続きますが、ぜひ看護師目指して頑張ってください!

応援しています♡

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